目次
ppランキング上位プレイヤー 配信先・使用デバイスリスト
pp(Performance Point)ランキング上位25名+大会などで活躍する注目プレイヤーの配信先およびデバイスをまとめました。記事の最後に各デバイスの使用率ランキングを掲載していますのでご活用ください。
なお、マウスプレイヤーについては以下の記事で別にまとめています。併せてご活用ください。
ppランキング上位プレイヤー 配信先・使用デバイスリスト
2022/1/10 更新
※1 RyuKはスライダーおよびストリームをつけ、それ以外を浮かし
ペンタブレット
今回の集計で最も人気のあったペンタブレットはCTL 480およびCTH 480になりました。CTL 480とCTH 480は異なる型番ですが、基本的な性能はほとんど変わりません。そのため今回の集計では、同じものとして集計しました。
このペンタブが人気な理由としては、低遅延モデルであること(460,470,480の3つのシリーズが低遅延)が最も大きな理由ですが、他にキーボードの横における小さめのサイズであること、比較的生産数が多く出回っていることや2018年くらいまではosu用のペンタブの選択肢がワコムのほぼ一択で、信頼性があることやドライバが充実していることが挙げられます。(これは470シリーズにも同様) それでも、480シリーズに人気が集まるのはデザイン面での評価が大きいかもしれません。
一回り大きい680シリーズもありますが、サイズ的に大きすぎるため使う人はあまりいません。
CTLシリーズとCTHシリーズの違い
CTLシリーズとCTHシリーズの違いはタッチ入力機能の有無です。
CTHシリーズの方が上位モデルの扱いで、タッチ入力に対応しています。
osu!においては、ペンをつついてノーツを叩きたい方はCTHシリーズが必要となりますが、ペンつつきをしない方はどちらを選んでも問題ありません。
注意
CTLおよびCTH 480は2013~2015年頃のモデルです。
(CTH 480/S3のような形でSの後に数字が続いており、付属ソフトや発売時期で異なりますが、osu!をやる上では大きな変更はありません)
現在は生産終了品となっており、新品を手に入れることはほぼ不可能な状況です。
基本的には中古での購入になり、保証などは受けられません。
(現在は中古の入手も難しい状況で、Amazonや楽天(下記リンク)で稀に入荷されたり、フリマサイトで購入することが主な入手手段になります。)
下記に販売先の一覧を掲載していますのでご活用ください!
二番目に人気があったのはCTL 472(One by Wacom Small)で、こちらは2018年頃に発売されたモデルで現在も生産を行っている現行モデルになります。
そのため、CTL/CTH 470,480に比べて新品の入手が容易です。
また、お絵描きに便利な様々な機能が追加されがちなペンタブレットにおいて、osu!に必要な最小限の機能で収まっていることも挙げられます。
新しくosu!用にペンタブレットを買うのであれば、CTL 472(One by Wacom Small)が最もオススメできます。
(ただしペンつつきには非対応)
CTL 672(One by Wacom Medium)というCTL 472よりもサイズを大きくしたものもありますので、大きめのサイズを選びたい方はこちらも検討すると良いかもしれません。
(osu!用途であればCTL 672は大きすぎるかもしれませんが、CTL 472と比べると新品が入手しやすい?)
ワコム公式が楽天市場での販売を行っているので在庫が多く楽天での購入がオススメ(Amazonは品切れ多く高い?)
こちらのCTL 470およびCTH 470も基本的には480シリーズと同様の性能で、違いはデザイン面にあります。
480シリーズと違い、カラーバリエーションが3色ある点が強みで、色にこだわりのある方はこちらも候補に挙がります。
(FoxBoxのようなペンタブカバーを使う場合には多くが隠れてしまいますが…)
注意
CTLおよびCTH 470は2013~2016年頃のモデルです。
(CTH 470/S3のような形でSの後に数字が続いており、付属ソフトや発売時期で異なりますが、osu!をやる上では大きな変更はありません)
また、カラーによってSの部分がP(ピンク)やW(ホワイト)やK(ブラック)もある
現在は生産終了品となっており、新品を手に入れることは難しいですが、480シリーズに比べると簡単です。
基本的には中古での購入になり、保証などは受けられません。
(現在は中古の入手も難しい状況で、Amazonや楽天(下記リンク)で稀に入荷されたり、フリマサイトで購入することが主な入手手段になります。)
ワコム以外のペンタブレットの候補としては、XP-PEN STAR G640の評価が良く、形状やサイズ感も480シリーズに似ていることから人気があり、候補として挙がります。海外のフォーラムでも評価が高く、性能面も他社に比べて高いレスポンスレートを持つため非常に良いペンタブです。
新品のペンタブの購入を考える場合には、こちらかCTL 472が候補になります。
キーボード
今回の集計で最も人気のあったキーボードはHyperX Alloy Originsになりました。
このキーボードは特にpp上位のプレイヤーに人気があり、集計時点ではppランキング上位10人のうち8人がこのキーボードを使用しているという驚きの結果となりました。このキーボードが選ばれる大きな理由としては、HyperX独自のメカニカルスイッチの採用が挙げられます。特にHyperXの赤軸は従来のCherry MXの赤軸に比べてスイッチの作動点までの距離が小さいという特徴があります。
スイッチ名 | Cherry MX Red | HyperX Red | Kailh Silver |
荷重 | 45g | 45g | 40g |
作動点 | 2mm | 1.8mm | 1.1mm |
全体ストローク幅 | 4mm | 3.8mm | 3.5mm |
この表のようにHyperXの赤軸はCherry MXの赤軸に比べて同じ感覚で押し込みを行った場合に、HyperXの赤軸のほうが早く作動する(=入力遅延が小さくなる)ということになります。一方で、Cherry MX SpeedやKailh Silverなどの銀軸はこれ以上に少ない遅延での入力が可能ですが、スイッチが軽すぎるために押した感じが得られないことや誤入力が増えてしまうなどのことからあまり人気がない模様です。このキーボードでは、HyperXのアクア軸(タクタイル)も候補の一つには挙げられますが、日本語配列が売っておらず赤軸に比べて人気が低いことからもHyperXの赤軸が選択肢としては一番良いと思われます。
HyperX Alloy Origins(赤軸)は3つのサイズが販売されており、キーの個数によってモデル名が異なります。
- HyperX Alloy Origins 60 RGB (英語配列のみ) – 60%サイズ
- HyperX Alloy Origins Core RGB – テンキーレス
- HyperX Alloy Origins RGB – フルサイズ
個人的には、英語配列は少し不便なのと値段が安いわけではないのでテンキーレスかフルサイズが候補になると思います。
osu!用のキーボード選びに困ったら、HyperX Alloy Originsが最もオススメできるキーボードになります。(特にDTが好きな方やppを上げたい方には非常に相性が良いです!)
2位はDucky Channel Ducky One 2でした。
こちらのキーボードは、特にデザイン面での人気が根強く、白色は鮮やかで配信にも映えるキーボードになります。さらに様々なデザインのキーキャップも多く発売しており、デザイン面の充実度合いはVarmiloに並んで最高レベルです。
サイズは60%(mini)/65%/80%(テンキーレス)/フルサイズの4つがありますが、Duckyのキーボードは60%(mini)が最も安く最も人気があります。(フルサイズはほぼ見ない)これはDuckyが小型のキーボードを売りにしている点が大きいかもしれません。
軸については選択肢がかなり多く、10種類程度の軸が選べます。ですが、一般的にはCherry MX RGB Red(赤軸)やCherry MX RGB Brown(茶軸)などのCherry社製のスイッチが選択肢になります。これは、キーキャップがCherry MX軸にのみ対応するものが多く、耐久性や信頼性に優位があるためです。
おすすめの軸(スイッチ)については、茶軸も選択肢に上がりますがFPSなどの他のゲームでは赤軸が人気なので、赤軸のほうが無難な選択肢であると考えます。
(静音性を求めるならピンク軸(静音赤軸)もありですが、osu!においては静音性はリズムが取りにくくマイナス要素になりがちです)
筆者のオススメはDucky One 2 mini Pure White RGB 60%のCherry MX RGB Red(赤軸)です。(黒色もあります)
注意
DuckyおよびVarmiloのキーボードは偽物が多く出回っています。
Amazonや楽天およびフリマサイトで購入する場合には十分に注意する必要があります。
おすすめの購入先はふもっふのおみせというサイトで、こちらはDuckyやVarmiloの日本の正規代理店になります。
そのため、偽物の心配はありませんし、保証もありますのでふもっふのおみせでの購入を強くオススメします。
軸は下記リンクから選択可能です。
3位はVarmilo VA シリーズでした。
こちらのキーボードも、特にデザイン面での人気が根強く、かわいいキーボードのデザインが中心になります。VarmiloはRGBライティングには対応しているものが少ないため、光るキーボードが苦手な方にオススメです。
※今回Varmilo VAシリーズという名前で集計していますが、現在既製品の形で販売しているVarmiloの基盤は同じです。そのため、現行モデルのキーボードの製品モデルにすべて共通するVAの部分を取ってVAシリーズと呼んでいます。
Varmiloはオーダーメイドのカスタマイズも行っていますが、人気があるのは下記の既製品のモデルです。通常販売しているのは、下記のシリーズでこれに加えて限定モデルなどがあります。
- Sea Melody (水色) (日本語配列有) 海と音楽
- Sakura (ピンク色) (日本語配列有) 桜
- Panda(黒+緑色) (日本語配列有) 笹とパンダ
- Forest Fairy (緑色) 妖精と森
- Koi (赤色) 和風
- Beijing Opera (黒+赤色) 中国風(Beijing=北京)
- Summit (水~青色) 山頂
Varmiloの良いポイントは日本語配列(JIS)キーボードを作っているという点です。
英語配列が苦手な方で、デザインを重視したい方には日本語配列のあるVarmiloは数少ない候補になります。
サイズは20%(テンキーのみ)/65%/80%(テンキーレス)/110%(フルサイズ)の4つがあります。それぞれ、言語の配列によって細かなキー数は異なります。(80%キーボードの場合、87(US配列)、88(ISO)、92(JIS))
日本で人気があるのは、80%(テンキーレス)の92キー(日本語配列)と110%(フルサイズ)の113キー(日本語配列)です。Varmiloはキーボードの基盤部分がおしゃれで、65%のような小型サイズだとデザインが活かしきれないのでテンキーレス以上のサイズがオススメです。
軸についても選択肢がかなり多く、10種類程度の軸が選べます。Ducky同様に、一般的にはCherry MX Red(赤軸)やCherry MX Brown(茶軸)などのCherry社製のスイッチが選択肢になります。Varmilo独自の軸もありますが、あまり評判は良くないのでCherryのほうが良いかもしれません。(Varmilo独自軸は入力遅延が大きい?) おすすめの軸(スイッチ)についてはDukcy同様、Cherry MX Red(赤軸)かCherry MX Brown(茶軸)ですが、FPSなどの他のゲームでは赤軸が人気なので赤軸のほうが無難な選択肢であると考えます。
注意
DuckyおよびVarmiloのキーボードは偽物が多く出回っています。
Amazonや楽天およびフリマサイトで購入する場合には十分に注意する必要があります。
おすすめの購入先はふもっふのおみせというサイトで、こちらはDuckyやVarmiloの日本の正規代理店になります。
そのため、偽物の心配はありませんし、保証もありますのでふもっふのおみせでの購入を強くオススメします。
おすすめは下記の3つのデザインです。これ以外のデザインは英語配列か中国語配列になります。下記のリンクから軸の選択も可能です。
モニター
今回の集計ではランキングの算出は行いません。
モニターのリフレッシュレートが144Hz以上のモデルを買わないとこのゲームでは上位に行けないといっても過言ではありません。予算に余裕があるのであれば240Hz以上をおすすめしますが、個人差が大きいため値段に見合うかはわかりません。サイズは24/24.5インチが主流ですが、大きめの画面が欲しいなら27インチになります。(コスパがいいのは24/24.5インチ)
パネルは応答速度を重視するため、TNパネルのほうが優位性があります。
モニター選びで注意する点があるとすれば、モニターはドット落ちなどの不具合が多く発生するため、保証やサポート面が充実したメーカーのほうが安心です。以下では、サポート体制が良いメーカーでオススメできるモニターをいくつか紹介しますので、予算やレビュー等を見ながらモニター選びに役立ててもらえたら嬉しいです。
もう一度更新してほしいです!
人気なキーボード絶対買います
Wacom CTL 472はつつきでも使えますよ。
つつきでクリックが反応すればいいので、大抵のペンタブはつつきでも使えるんじゃないですかね。
CTLとCTHの違いについてはタッチ入力機能の有無はペンでの入力のことではなくて、指での操作のことみたいですね。