目次
イヤホンの選び方
この記事でおすすめするイヤホン
様々な用途があるイヤホンですが、今回おすすめするのはFPS向けのモデルです
・音の定位の正確性
・遮音性(外部の音を遮断する性能)
・音の解像度(音質)
・疲れにくさ
・価格
・マイクの性能
・さらなる音質を求める場合
・イヤホンで長時間プレイすると耳が痛くなる場合
(ヘッドセットでは耳は痛くなりませんが、肩が凝りやすくなったり締め付けからの頭痛等が起きやすくなる場合もあります)
また、FPSにおいて遅延はかなり注意しなければならない項目のため、ワイヤレスモデルに関しては超低遅延のもののみを紹介します
密閉型と開放型
イヤホン・ヘッドセットは2種類に分けられますが、今回紹介するものはすべて密閉型です
それぞれのメリットとしては
密閉型…オフライン会場など周囲の音がうるさい状況でも遮断できる
開放型…広い音場感こそあるが、周囲の音が遮断できないため環境音に弱い
値段について
FPS用途であれば最低限3000円程度からだと思っております(本当に最低限です)
競技シーンレベルとなると多いのは8千円~3万円程度だが、予算に余裕があるなら4万円程度までは出してもいいと感じました
(プロゲーマーの使用統計でも5万5千円以上はほとんどいません)
オーディオアンプ/サウンドカードについて
2万円以上のモデルを使用するのであれば買いましょう
ゲーミングデバイスメーカー以外のものは、ゲーム用途にチューニングが行われていないためかなり優先度は高いです
おすすめ(競技シーンで人気のあるモデル)は下記の2つ
予算に応じて選んでください
プロに絶大な人気があるのはGSX 1000
おすすめランキング 予算20000円以下編
3位 Razer Hammerhead (Pro) V2
スポンサーからの提供を受けている場合も多く、プロの中でも使用率は最も高い
Razerはゲーミングデバイスメーカーということもあり、ゲーム用に特化しているイヤホン
同じゲーミングデバイスメーカーで、同価格帯のHyperX Cloud Earbudsよりはこちらのほうが解像度や定位といった点でも優秀に感じた
ちなみにProはマイク付きモデルで値段がやや高くなるが、イヤホンとしての上位互換モデルではないです
(マイク付きがいい場合はProの購入を推奨しますが、イヤホンのマイクに音質を求めるのは厳しいです)
とにかくこのイヤホンが素晴らしい点は圧倒的なコストパフォーマンスの良さです。
ゲーミングデバイスメーカーということもあり、ゲーム用にチューニングされているため、サウンドカードが無くても割と足音も聞こえます。
サウンドカードを噛ませられないPS4やXBOXのゲームであればこのイヤホンで十分です。(ここから下はPC向け)
製品 | タイプ | 接続端子 | ケーブル長(cm) | マイク | その他 |
Razer Hammerhead V2 →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | 130 | 無し | |
Razer Hammerhead Pro V2 →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | 130 | 有り |
2位 Sennheiser IE40 pro
オーディオメーカーであるSennheiserのイヤホン
ゲーム用途に限らず音楽鑑賞用としても高評価
そしてなによりSennheiserのサウンドカードとの相性が良いというのが大きな点
(イヤホンとサウンドカードの相性が悪いとホワイトノイズが多くのったりする)
GSX1000+IE 40 proのSennheiserセットをおすすめします
ただし遮音性に関してはやや物足りなさを感じるのでこの順位です(競技シーンで使われるイヤホンは遮音性の高いものが好まれる傾向にあるため、SE215ほどは人気ありません)
製品 | タイプ | 接続端子 | ケーブル長(cm) | マイク | その他 |
Sennheiser IE40 pro →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | – | 無し |
1位 SHURE SE215 Special Edition
最近プロの間で人気が急上昇しているメーカー
有名な方だとStylishnoobさん Lazvellさん nethさん などが愛用しています。
SHUREはスポンサーとしてデバイス提供は行ってないですが、競技シーンのプロ選手に選ばれているのにはこの製品に魅力があるからでしょう。
ドラマーに人気のあるイヤホン(?)で遮音性が非常に高く、この価格帯としては音の解像度も素晴らしいです
Special Editionというのが重低音を強化するチューニングを行ったモデルであり、足音などが重要なFPSに向いていると言えます。
価格的にはHammmerHeadなどと比べると劣るが、コスパ的には十分に優れているイヤホンです
SE215にはワイヤレスモデルもあり、BT2ケーブルはaptx LL(遅延~40ms)に対応しているため、ワイヤレスイヤホンがいい方にはこちらのイヤホンのワイヤレスモデルが数少ない候補に挙げられます。(下記記事で検証を行いました。)
製品 | タイプ | 接続端子 | ケーブル長(cm) | マイク | その他 |
SHURE SE215-SPE →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | – | 無し | 低遅延ワイヤレスモデル(BT2)は こちら |
おすすめランキング 予算20000円以上編
こちらの価格帯は完全にPC向けです コンシューマー機の場合この価格帯は必要ないです。
一般には音楽のモニタリングが用途となるようなイヤホンがほとんどです。
そのため、基本的にはサウンドカードをかませて調整を行ったほうが良いです。
音楽用にも使いたい場合にはいいかもしれません。
競技シーンNo.1人気のサウンドカード
3位 SHURE SE425
SHURE SE215の上位モデル
価格的に近いBOSE QC20と比べると遮音性にはわずかに劣るが、音の解像度ではこちらのほうがやや上だと感じた。
遮音性が重要な競技シーンではBOSE QC20に劣るが、自宅でゲームをする場合であれば解像度に重きを置いたこちらのモデルでもいいのではないか
ただ、低音をチューニングしているわけではないのでサウンドカード必須です。
製品 | タイプ | 接続端子 | ケーブル長(cm) | マイク | その他 |
SHURE SE425 →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | – | 有 |
2位 Audiotechnica ATH-E70
野良連合R6S部門が提供を受けているモデル
世界大会ベスト4になった際にも使用していた
オーディオテクニカのモデルの中でも全帯域を正確に表現することが得意のモデル
もちろん遮音性もなかなかのものである
解像度が高く、高い音から低い音まで綺麗なのだが、問題は値段が5万円オーバーだということ…
野良連合の方々は提供されているから使用するものの、提供されていない場合にここまで高いモデルが必要かというと疑問がある
買って間違いないモデルなので予算的な余裕があるのであれば、最もおすすめする
製品 | タイプ | 接続端子 | ケーブル長(cm) | マイク | その他 |
Audiotechnica ATH-E70 →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | 160 | 無し |
1位 BOSE QuietComfort 20
製品名からも分かるように、周りの無駄な音を全て遮断してくれます。
Boseの最強ノイズキャンセリングを存分に生かしたイヤホンです。
オフライン会場に限らず周りの音が気になる場合は多いので、集中できるという意味では遮音性は重要です。
そして、なんといっても音の方向や距離を聞き分けるのが重要なPUBGでのプロゲーマー使用率No.1を争う大人気モデル
この使用率というのが、Razerなどのように提供されて使用する場合が多く、少し不公平な指標なのですが、BOSEがプロゲーミングチームのスポンサーとなっている例はないというのが驚くべきポイント。
つまり、選手たちは自らこのモデルを選んでいると言えます。
定位や解像度、さらには最強のノイズキャンセリングで競技シーンから絶大な人気を誇るQC20は、その値段分の価値があります。
ノイズキャンセリング機能は要充電
コードが白/黒が旧モデル、青/黒が新モデル。
iPhoneとSamsung Androidモデルが用意されているが、音質に差はないため使っているスマートフォンに合わせればよいと思います。
製品 | タイプ | 接続端子 | ケーブル長(cm) | マイク | その他 |
BOSE QC20 (for iPhone) →Amazon 楽天 (for Samsung) →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | 130 | 無し | Bose ノイズキャンセリングテクノロジー |
その他注目モデル
その他注目モデル
下に行くほど高いモデル
製品 | タイプ | 接続端子 | ケーブル長(cm) | マイク | その他 |
Sennheiser cx3.00 →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | 120 | 無し | |
HyperX Cloud Earbuds →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | 120 | 有り | |
Sennheiser IE80s →Amazon 楽天 |
密閉式 | 3.5mm | – | 無し |